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アイ・ペットクリニックの西井先生が作る物語から愛犬・愛猫の病気のサインをレクチャーする企画です。

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07 緑内障

Vol.07

sick signatures

7、【目が痛くなる緑内障

 

我が家のミニチュア・ダックスフントのふうちゃんは
今日も絶好調でいたずらをしている。
仕事から帰ってくると、ペットシーツがぐしゃぐしゃに
散乱した部屋でしっぽをフリフリしながらお出迎えだ。
これでは怒る気力もなくなってしまう(笑)。

しかし、今日はどういうことか、左眼がしょぼしょぼしている。
こんなことはなかったので、翌日病院へ連れていくことにした。

 

□私「先生、昨日仕事から帰ってくると左眼がしょぼしょぼしていました。朝は何もなかったのですが…。」
■先生「確かに、目が痛そうですね。眼科検査をして状態確認しますね。」

そういうと、先生はライトや機械を使ってふうちゃんの検査を始めた。

■先生「結論から言うと、ふうちゃんの左眼は緑内障になっています。眼圧という眼の硬さが通常10〜20のところ、ふうちゃんは65もあります。このままでは痛み・視力消失へとつながるので目薬で眼圧を下げる必要があります。下がらない場合には、レーザー治療やシリコンボールインプラント挿入手術(義眼手術)などの必要があります。」

□私「原因ってあるのですか?」
■先生「他の病気が原因で起きる場合もありますが、多くは突然なる原発性です。また原発性の場合は、今は問題ないもう片方の目も緑内障になる危険性が高いです。」
□私「もう片方が緑内障にならないようにする予防はないのですか?」
■先生「予防することはできませんが、定期的に眼圧を測ることで早期発見をすることはできます。」

 

こうして、ふうちゃんの
緑内障の治療が始まるのであった…。

緑内障のサイン

・目が痛くなる
・視力がなくなる
・眼の形が変わる(大きくなる)

※緑内障の治療方法には、目薬・レーザー・義眼手術などがあります。

 

ペットケアセンター アイ・ペットクリニック
< 眼科・腫瘍科・皮膚科・循環器科・CT>
奈良県橿原市今井町3-11-22
年中無休
10:00〜19:00(要予約)

詳しい情報は下記ボタンよりHPにてご確認下さい。

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